2015年09月21日

こちょのおばあちゃんの家

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これは数年前の札幌市中央図書館での
立体を中心に展示した個展の一場面です。
いちばん左側奥に「ひげのさきまであったかいもの」の
大木で出来たこちょのおばあちゃんの家があります。
(実際は人形たちと同じ石粉粘土で制作しています)
この木の家にはモデルがありました。

以前住んでいた家の近所に、ものすごく大きく立派な木がありました。
幅は大人が手を広げても届かないくらい太く、
高さは周りの家の屋根よりもずっと空に近い大木です。
正面には少し大きめの穴があり、そこが入り口のドアのよう。
その少し右上には、丸い小穴(ウロ)がまるで窓のように見えて、
私はその木の前を通る度に、
まるで小さな誰かの家みたいだなあと思っていました。
ところがある日、その大木がちょうど私の目の高さくらいから
ばっさり切られていました。
大変、とにかく写真をとっておかなくちゃとあわてて撮影しました。
残念ながらその後、数日で根元から無くなってしまいましたが、
その木は後にこのおばあちゃんの家のモデルとなりました。
posted by suzumikawamura at 14:57| 粘土 | 更新情報をチェックする

2015年09月12日

原画展のおしらせ

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来月『こうえんのパックンおばけちゃん』の
絵本刊行記念原画展があります。

場所は鎌倉の銀の鈴ギャラリーです。
お近くの方、ぜひお越し下さい。
posted by suzumikawamura at 08:09| 展示会 | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

おばあさんとねこのスパイス

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<オイルパステル、色鉛筆他>

絵本「とだなのなかのおばあさん」の
主人公のおばあさん。
ハーブに詳しい…ということは料理が上手。
ならばおいしものは大好きだから体型はふっくら。
そしてその料理をみんなにふるまうようなやさしい人。
ハーブで染めたやわらかいシフォンのスカーフに
頭には小さな花飾りをつけて。

そしてねこの相棒スパイス。
どちらかというと猫よりも犬の方が身近だったので
こちらはどうしようか考えました。
そこで当時住んでいた家の近所の野良猫を目当てに、
小さなスケッチブックをもってうろうろと歩きまわりました。
体格の立派なかなりふてぶてしい猫が(番長猫?)
どっかと道端に寝転んでいて、
目線はこっちに向けながらも、
わりといやがらずにモデルになってくれました。

上の絵は絵本が出る前に展覧会用に描いた一場面。
絵本の中にはない場面ですが、このときから
おばあさんのキャラクターは変わっていません。
posted by suzumikawamura at 12:13| 絵本あれこれ | 更新情報をチェックする