2015年12月27日

海の底でのむソーダ水 6

ことちゃんはおかしくてたまりません。
船長がみている宝の地図は、
ことちゃんが住んでいる町の地図。
そして本を開いた形の記号はこの図書館でした。
(ぷっ、簡単)

「ん?だれだ。誰かのぞいているのか!」
船長は、グラスをもった右手をぐんと振り上げて
大きな声でどなりました。
振り向いたはずみで、
背の高いグラスの中のソーダ水が
ぴしゃりとはねました。

すると、それが合図のように、
部屋の壁に並んでいた箱がぐらりとたおれ、
ガラス瓶の割れる音が響きました。
緑色の甘い香りのソーダ水が、
とぷとぷとあふれだしました。

ガチャガチャ、ドドン、ザザー。
「えっ?うわあ、たいへんだ!」

〜つづく(6/12)
posted by suzumikawamura at 11:15| お話 海のソーダ水 12話 | 更新情報をチェックする