2020年04月25日

お話 ぼくのさんぽ8

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光はつかまえようとすると、
すっと消える。
よく見ると上から次々と
落ちてきているようだ。

「きれいだな。」
ぼくは、その不思議な
光の正体を知りたくなった。
八本の足を伸ばして、縮めて、
スイー、スイー。
「はは、わりと上手く
 泳げるじゃないか。」

頭の上へ小さな光が
どんどん押し寄せてきた。
「う〜ん、まぶしい。」
思わず目をつぶると、
ヒヤリ。

「うほっ。」
鼻の頭に冷たい物が落ちてきた。
posted by suzumikawamura at 12:47| お話 ぼくのさんぽ 10話 | 更新情報をチェックする