2020年05月22日

お話 じまんやニョロロ3

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<オイルパステル>

ニョロロは、びっくり。
オレンジ目玉模様の
ニョロロのしっぽが、
こちらをにらんでいるのです。

「そう。わたしは、
 君のしっぽのロロさ。
 君に言いたいことがあるんだ。」
しっぽのロロは、
ニョロロに向かって
いっきに話し始めました。

「もう、自慢話はやめてくれないか。
 このながいながい体だって、
 しっぽにとって、
 良い事なんか一つも無いのさ。

 おいしそうなものがあったって…、
 わたしが着く頃には、
 すっかり片付いているし。
  楽しそうなことがあったって…、
 わたしが着く頃には、
 とっくに終わっている。

 それに、君は自分の自慢話ばかりして、
 人の話を聞かないからね。
 みんなあきれてポカンとしちゃって、
 後から来たしっぽのわたしにむかって、
 君のぶんまでまとめて怒るんだ。
 『ながなが話す自慢屋め、
 あっちへいけよ』って。
 いいかげん、うんざりなんだよ。」

ながなが話すニョロロのしっぽらしく、
しっぽのロロの話も、また長いようです。
posted by suzumikawamura at 10:30| お話 じまんやニョロロ 6話 | 更新情報をチェックする